◆住吉大社
住吉大社は、大阪市住吉区にある神社です。
日本全国には、約2,300社の住吉神社がありますが、住吉大社は、それら住吉神社の総本宮にあたります。
地元では「すみよっさん」と呼ばれ、親しまれています。
大阪人の多くが「初詣と言えば?」「すみよっさん!」と答えるほど、お正月には参拝客であふれています。
お正月の三が日に、住吉大社へ参拝する人の数は、200万人を超え、毎年ニュースに取り上げられるほどです!
航海安全の神様として知られるほか、お祓いや和歌、農耕・産業の神様でもあります。
住吉大社にお参りをすると、海上安全や厄除け、商売繁盛などのご利益があります♪
関西夜景100選にも選ばれている真っ赤な欄干の太鼓橋を渡ると本殿があります。
その本殿は、第一本宮から第四本宮の4棟からなっており、「住吉造」と言われています。
神社建築史上 最古の様式の一つで、いずれも国宝建造物に指定されています。
◆四天王寺
四天王寺は、推古天皇元年(593)に聖徳太子によって建立された日本仏法最初の官寺です。
中門、五重塔、金堂、講堂が、南から北に向かって一直線に並ぶ伽藍配置が特徴。
その伽藍配置は、「四天王寺式伽藍配置」と言われ、日本では最も古い建築様式の1つです。
甲子園球場の約3倍もの広さを誇る境内は、見どころ満載です!
四天王寺は、幾度も天災や戦災に遭い、焼失しており、昭和20年の空襲では、ほとんどの重要な建物が焼失してしまいました。
現在の伽藍は、戦後昭和38年頃までに再建されたもので、創建当時の建築様式を忠実に再現した貴重なものです。
◆大阪天満宮
大阪天満宮が創建されたのは、天暦3年(949)。
地元では「てんまのてんじんさん」と呼ばれ、親しまれています。
この神社には、学問の神様で有名な菅原道真公が祀られており、毎年、多くの受験生が関西各地から合格祈願に訪れます。
大阪天満宮は、数多くの火災に遭い、大塩平八郎の乱で全焼してしまいました。
しかしその6年後(天保14年:1843年)、大阪市中の氏子や崇敬者たちの手によって、現在のご本殿が再建されました。
また、毎年7月24・25日に行われる天神祭は、天暦5年(951)から1000年以上も続いている日本屈指の祭典です!
天神祭は、京都の祇園祭、東京の神田祭とともに日本三大祭りの1つと言われており、7月25日の本宮には、花火奉納や船渡御が行われ、毎年多くの人でにぎわいます。
◆難波八坂神社
難波八坂神社は、大阪のガイドブックに、あまり載っていないのですが、この神社の獅子殿(獅子舞台)をぜひ一度、見て欲しいです!
大阪市内にあり、なんば駅から徒歩6分の所なので、大阪観光の途中にフラッと寄ることもできます。
この巨大な獅子の頭は、高さが12mもあり、あまりのド迫力にビックリ!
本殿よりも、この獅子殿がかなり目立っています(笑)
獅子殿の中は、舞台になっているので、お正月には、雅楽や居合道など、夏祭りには、獅子舞や民謡等各種芸能が奉納されます。
この獅子の大きな口が勝利を呼び、邪気を飲み勝運(商運)を招くと言われ、最近では、学業向上や就職、入試、会社繁栄を祈願するために、たくさんの人が参拝に訪れています。
ちなみに、同じ大阪市内に「難波神社」という名の神社もありますので、お間違えなく!
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