現在の大阪城天守閣は何代目?
豊臣秀吉が築き上げた大坂城。
しかし、その秀吉が造った大坂城は、今から400年前の元和元年(1615年)、「大坂夏の陣」で落城し、現在は全て土の下に埋もれてしまっています。
現在、私たちが見ている大阪城の石垣や堀は、徳川時代に築いたもので、天守閣にいたっては昭和に入ってから建てられたものなのです。
初代大坂城は、豊臣時代に造られ、2代目大坂城は、徳川時代。
そして昭和になって再築された現在の天守閣は、3代目となります。
ここでは、大坂城の歴史を簡単に年表にまとめてみました。
大阪城の歴史を年表にまとめました
天正11年(1583年) | 豊臣秀吉が築城工事を開始 |
天正13年(1585年) | 大坂城の天守が完成 |
慶長3年(1598年) | 豊臣秀吉 死す(62歳) |
元和元年(1615年) |
大坂夏の陣で大坂城は落城 |
元和6年(1620年) | 徳川秀忠が大坂城の再築に着工 |
寛永3年(1626年) | 2代目大坂城の天守 完成 |
寛永6年(1629年) | 2代目大坂城 完成 |
寛文5年(1665年) |
落雷により大坂城の天守が焼失 |
昭和3年(1928年) | 大阪市長の関一(せきはじめ)氏が大阪城天守閣の復興を提案 |
昭和5年(1930年) | 復興工事が始まる |
昭和6年(1931年) | 3代目天守閣が完成 |
平成7年(1995年) | 「平成の大改修」が始まる(平成9年まで) |
平成9年(1997年) | 3代目天守閣が登録有形文化財に登録される |
平成18年(2006年) | 日本 100名城に選定 |