大坂城の歴史 天守

3代にわたる大阪城の天守を比べてみました

 

現在、私たちが目にしている大阪城 天守閣は、実は昭和初期に建てられたものです。

 

大阪城と言えば、「豊臣秀吉」が建てたことで有名ですが、秀吉が築き上げた大坂城は、残念ながら今は土の下に埋もれてしまっていて、見る事ができません…

 

現在、私たちが見ている大阪城の石垣や堀は、徳川時代に再築されたもので、天守閣にいたっては、昭和に入ってから再建されたものなのです。

 

豊臣時代に造られた天守が初代で、徳川時代に作られた天守が 2代目。

 

そして現在の天守が 3代目ということになります。

 

 

 

◆天守の寿命を比較!

 

この3代にわたる天守ですが、寿命を比べてみると、初代の天守は、完成から大坂夏の陣で落城するまでの期間は、わずか 30年でした。

 

そして、徳川時代に再築された2代目天守は、完成から落雷で焼失するまでの期間が 39年間でした。

 

昭和初期に復興した 3代目天守は、平成に入ってから大改修が行われつつ、復興時の天守を保っています。。

 

なので、完成から 2015年の時点で、3代目天守は 84年目となり、現在も更新中です。

 

 

 

◆天守の高さを比較!

 

続いて、天守の高さを比べてみると、初代の天守が推測で 約 39メートル。

 

2代目も推測ですが、約 58メートル。

 

そして現在の3代目が 55メートルの高さとなっています。

 

徳川時代に造られた天守が、最も高かったということになりますね!

 

 

大阪城