現在の通天閣は、何代目?
大阪のシンボルタワーと言えば「通天閣」。
明治45年(1912年)に誕生してから、もう100年以上もの歳月が流れているのですが、実はいま私たちが目にしている通天閣は、初代ではなく 2代目。
2代目通天閣が誕生してからは、60年ほどになります。
では初代通天閣は、どうなってしまったのでしょうか?
なぜ 2代目が建てられることになったのでしょうか?
そのあたりの通天閣の歴史と、通天閣のお膝元の歓楽街「新世界」の歴史についても、簡単に説明したいと思います。
通天閣の歴史記事一覧
明治36年(1903年)に、大阪市の「天王寺(てんのうじ)」と言う地域一帯で、「第五回内国勧業博覧会」が華々しく開催されました。今で言うところの万博(万国博覧会)ですね。5ヶ月間で、530万もの人が訪れたそうです。その博覧会が終わった後、跡地の西側半分は民間に売却され、その場所に「大阪新名所」とうたわれた歓楽街の「新世界」が誕生しました。明治45年(1912年)のことでした。新世界の中心部には、遊...
大阪のシンボルタワー「通天閣」の 5階に「ビリケン神殿」があります。このビリケン像は、大阪では「ビリケンさん」と呼ばれ親しまれています。実はこのビリケンさん、合格祈願や縁結びなど、あらゆる願いを叶えてくれる福の神なのです。とんがり頭につりあがった目、そしてふくよかな体型という、どこかしら愛敬のある姿が、何ともカワイイですよね♪このビリケンさん、てっきり日本生まれだと思っていたのですが、意外にもアメ...